まつ毛ケアの新習慣!まつ毛化粧水の効果とメリットについて
  • まつ毛化粧水
  • 2023.8.3

まつ毛ケアの新習慣!まつ毛化粧水の効果とメリットについて

まつ毛のケアには、まつ毛美容液だけではなく「まつ毛化粧水」があることをご存じでしょうか。まつ毛が傷んだり抜けたりする原因の一つとして「まつ毛の乾燥」があり、そのケアにまつ毛化粧水は最適です。

この記事では、まつ毛のケアにおすすめの「まつ毛化粧水」について、使い方や効果についてお伝えします。

まつ毛化粧水とは?まつ毛化粧水が必要な理由

まつ毛が伸びるメカニズムとは

まつ毛の成長は、他の体毛と同様に、毛周期と呼ばれる3つのフェーズからなるサイクルを経ています。それぞれのフェーズは以下の通りです。

まつ毛が伸びるメカニズムとは

成長期

このフェーズでは、毛母細胞が活発に細胞分裂を行い、新しい毛髪が生成されます。まつ毛の場合、この期間は約30〜45日間続きます。

退行期

この短いフェーズでは、毛髪の成長が停止し、毛包(毛髪が育つ部分)が縮小します。まつ毛の場合、この期間は約2〜3週間続きます。

休止期

この最終的なフェーズでは、まつ毛は最終的に抜け落ち、新しい毛髪のためのスペースを開けます。この期間は約100日間続き、その後、新しい毛髪が成長を始める新たなアナゲン期へと移行します。

このように、まつ毛の成長は一定のサイクルを経ており、それぞれのまつ毛が独自の成長サイクルを持っているため、全てのまつ毛が同時に抜け落ちることはありません。

また、まつ毛の成長は、遺伝、栄養状態、全体的な健康状態など、様々な要素に影響を受けます。栄養素が十分に摂取されていない、または特定の健康問題がある場合、まつ毛の成長は影響を受ける可能性があります。

化粧水でまつ毛をケアするメリット

化粧水でまつ毛をケアするメリット

まつ毛は思っている以上に乾燥しています。マスカラ、ビューラー、紫外線、クレンジングによる刺激などで、まつ毛は毎日酷使され、ダメージを受けています。

まつ毛にも化粧水を使う事で、まつ毛にしっかり水分を補うことで、まつ毛を柔らかくし、乾燥から保護します。乾燥はまつ毛が抜けやすくなる一因となるため、この保湿効果は重要です。

まつ毛の成長に必要な水分とミネラルを含む化粧水を選べば、それらがまつ毛に補給され、健康的な成長を促進することが期待できます。

化粧水を使用すると外部からのダメージを防ぐ効果があります。これにより、マスカラやアイライナーなどのメイクアップ製品からくる摩擦や、環境要因によるダメージを防げます。

ただし、まつ毛に化粧水を使用する際は、化粧水が目に入らないように注意してください。化粧水を選ぶ際には、パラベン、香料、着色料などの肌に刺激を与える可能性のある成分が含まれていないものを選びましょう。

すべての人に同じ効果があるわけではありません。自分の肌に合う化粧水を見つけるために、まず小さなエリアでパッチテストを行うことをお勧めします。

以上の点を考慮に入れながら、化粧水をまつ毛ケアの一部として取り入れてみてください。

まつ毛美容液の前にまつ毛化粧水を使って効果アップ

まつ毛美容液の効果を最大限に引き出すために、まつ毛化粧水を使うと良いでしょう。化粧水は保湿と栄養補給の効果があり、美容液の浸透を促進します。以下に、まつ毛化粧水と美容液の使用方法を説明します。

まつ毛をクレンジング

まつ毛をクレンジング

まず、まつ毛に残ったメイクや汚れを丁寧に取り除きます。まつ毛クレンジングには専用のリムーバーを使用するか、油分を含まない優しい洗顔料を使用します。汚れが残っていると、化粧水や美容液の効果が妨げられます。

まつ毛化粧水を使う

まつ毛化粧水を使う

まつ毛に直接化粧水を塗布します。まつ毛にそっと押し付けるようにして適用すると良いでしょう。ただし、化粧水が目に入らないよう注意してください。

まつ毛美容液を適用

まつ毛美容液を適用

まつ毛化粧水が十分に浸透した後、まつ毛美容液を塗布します。美容液はまつ毛の根元から先端に向かって塗ると、まつ毛の全体が栄養を得られます。

時間を置く

時間を置く

美容液が完全に浸透し、効果を発揮するためには時間が必要です。そのため、美容液を塗った後は少なくとも15分は何もしないでおき、出来るだけ長い時間を置くことをお勧めします。

このように、まつ毛化粧水と美容液を組み合わせて使用することで、まつ毛の保湿と栄養補給を最大限にし、まつ毛の健康と美しさを維持することが期待できます。

まつ毛が乾燥しているとまつ毛美容液の効果が出にくい

まつ毛が乾燥しているとまつ毛美容液の効果が出にくい

まつ毛が乾燥していると、美容液の成分がまつ毛にしっかりと浸透するのを阻害する可能性があります。これは、乾燥によりまつ毛表面のキューティクルが広がり、美容液が内部に残りにくくなるためです。

まつ毛は目を外部環境から保護するバリアの役割を果たしています。乾燥によりまつ毛のこの機能が低下すると、紫外線や汚れなどのダメージを受けやすくなり、まつ毛の健康が損なわれる可能性があります。

まつ毛が乾燥していると、まつ毛そのものの健康が損なわれます。それにより、まつ毛美容液の有効成分が十分に作用するための健康な土壌が失われ、美容液の効果が薄れる可能性があります。

まつ毛が乾燥すると、このようにまつ毛美容液の効果が出にくくなる可能性があるため、まつ毛の保湿は重要です。専用の化粧水を使ってまつ毛を保湿し、美容液の効果を最大限に引き出すようにしましょう。

まつ毛を潤すことでまつ毛美容液の効果もアップ

まつ毛を化粧水で潤すことでまつ毛美容液の効果がアップする理由は、化粧水によってまつ毛が潤い、その表面が柔らかくなると、美容液の成分が深くまつ毛内部に浸透しやすくなります。乾燥したまつ毛は表面が硬く、美容液の浸透を阻む可能性があります。潤いを与えることで、その障壁が取り除かれ、美容液の成分がまつ毛の根元にまで届きやすくなります。

化粧水に含まれる水分がまつ毛の深部のたんぱく質の間に入り込み、まつ毛が保湿されることで、まつ毛がふっくらし、水分や栄養の蒸発を防ぎます。そのため、美容液の栄養分をしっかり抱え込む事が出来ます。

化粧水はまつ毛の健康と美容液の効果を最大限に引き出すための土台となるので、まつ毛ケアの初めに化粧水を適用することが推奨されます。ただし、化粧水や美容液を選ぶ際には、肌に刺激を与える可能性のある成分が含まれていないものを選び、目に入らないよう注意しましょう。

まつげ化粧水はまつ毛パーマのダメージケアにもおすすめ!

まつ毛パーマは、まつ毛をカールさせるための化学処理で、このプロセスはまつ毛に一定のダメージを与える可能性があります。具体的には、まつ毛のタンパク質構造が変化し、乾燥や切れ毛、まつ毛の弱化を引き起こすことがあります。このようなダメージをケアするために、まつ毛に化粧水を使用すると効果的です。

化粧水の主要な役割は、皮膚の水分バランスを維持することです。まつ毛も同じく、化粧水によって水分を補給し、乾燥を防ぐことができます。これにより、まつ毛パーマによる乾燥ダメージを軽減することが可能となります。

化粧水を塗布することで、パーマにより広がったまつ毛のキューティクルを引き締める効果も期待出来ます。そして、キューティクルが引き締まると水分の蒸発を防ぐことが出来ます。

まつ毛が健康で保湿されていると、パーマの持続性も向上します。乾燥やダメージはまつ毛のカールを弱める可能性があるため、化粧水による保湿と栄養補給はパーマの結果を長持ちさせる役割も果たします。

まつ毛パーマのダメージケアには化粧水の使用が効果的と言えます。ただし、まつ毛に化粧水を塗布する際は、目に入らないよう注意しましょう。

まつ毛パーマ当日のスキンケアルーティーン

まつ毛パーマはまつ毛に負担をかけることがあるため、施術当日のスキンケアは特に重要です。まつ毛パーマ当日の基本的なスキンケアルーティーンを紹介します。

メイクのクレンジング:パーマをかける前には、まつ毛が清潔であることが大切です。まつ毛にマスカラやアイライナーなどのメイク残りがあると、パーマの結果に影響を与える可能性があるため、事前にしっかりとメイクを落としましょう。ただし、アイメイク専用のリムーバーを使用すると、余分な油分がまつ毛に残る可能性があるので、クレンジング後には水またはぬるま湯で十分に洗い流しましょう。

保湿

保湿

パーマ施術後のまつ毛はアルカリに傾いており、乾燥しやすい状態です。乾燥を防ぐためには施術後すぐには化粧水などを使わず、まずは自然にまつ毛を乾かしましょう。その後、まつ毛が十分に乾いたら、化粧水をまつ毛にしっかりとつけてまつ毛に潤いを与えます。アルカリに傾いたまつ毛のpHを元の状態に戻すため、出来れば弱酸性の化粧水がおすすめです。ただし、パーマをかけたばかりのまつ毛はデリケートなので、強くこすらないように注意しましょう。

まつ毛美容液の使用

まつ毛美容液の使用

化粧水でまつ毛の保湿をした後は、まつ毛美容液を使用してまつ毛の保護と栄養補給を行います。まつ毛美容液には、まつ毛の成長を促す成分や、ダメージを修復する成分が含まれていることが多いので、まつ毛パーマ後のケアには理想的です。

パーマ後のケア:パーマ施術後24時間は、まつ毛を濡らさないように注意しましょう。また、マスカラやアイライナーなどのアイメイクも避け、まつ毛が自然に回復するのを待ちます。

保湿の継続

パーマ施術後の数日間はまつ毛が特に乾燥しやすい時期となりますので、毎日のまつ毛ケアを怠らないようにしましょう。また、スキンケアルーティンの一環として、化粧水やまつ毛美容液を使用してまつ毛を潤すことが重要です。

眠り

眠り

睡眠中もまつ毛の成長と修復が進行します。良質な睡眠を確保することで、まつ毛パーマのダメージから早く回復することが可能となります。

栄養バランスの良い食事

栄養バランスの良い食事

まつ毛の健康を保つためには、ビタミンEやビオチンなど、健康なまつ毛の成長に必要な栄養素をバランス良く摂取することが大切です。ビタミンEは抗酸化作用があり、ビオチンは髪の健康を支える重要な栄養素です。

以上のケアを実践することで、まつ毛パーマのダメージを軽減し、健康なまつ毛を維持することができます。しかし、目元の皮膚やまつ毛が敏感な方、またはアレルギー体質の方は、パーマ施術や化粧品の使用には注意が必要です。不安な点や疑問点がある場合は、専門家に相談することをおすすめします。 

以上のケアを行うことで、まつ毛パーマのダメージを最小限に抑え、きれいなカールを長持ちさせることができます。

パーマ後のまつ毛ケアと化粧水の役割

パーマ後のまつ毛ケアと化粧水の役割

パーマ後のまつ毛ケアでは、まつ毛の乾燥やダメージを防ぎ、健康な状態を維持することが重要です。そのためには、適切な保湿と栄養補給が必要となります。

パーマ施術はまつ毛に物理的なストレスを与えるため、施術後は特に保湿と栄養補給を重視したケアが求められます。まつ毛の化粧水や美容液を使ってまつ毛に水分と栄養を与え、保湿を維持しましょう。

化粧水の主な役割は、肌を保湿し、次に使用するスキンケア製品の吸収を助けることです。これはまつ毛にも同様で、化粧水を使用することでまつ毛を保湿し、その後使用するまつ毛美容液の浸透を促進します。化粧水はまつ毛に水分を供給し、乾燥を防ぎます。また、水分がまつ毛にしっかりと浸透することで、まつ毛美容液の栄養成分が深くまで浸透しやすくなり、より効果的なケアが可能になります。

パーマ後のまつ毛ケアに使用する化粧水は肌に優しく、無添加や低刺激性のものを選ぶと良いでしょう。また、パーマ後のまつ毛はアルカリに傾いているため、弱酸性の化粧水がおすすめです。まつ毛のpHを元の状態に戻してあげることで、ダメージの軽減になります。これらのケアを行うことで、パーマ後のまつ毛も健康と美しさを保つことができます。

まつエクをしている方の目元ケアにも!

まつ毛エクステンションをしている方の目元ケアにおいても、化粧水を使うことがおすすめです。まつげエクステンションを施すと、自まつげが乾燥しやすくなる場合があります。化粧水はその保湿力で、まつげや目元の乾燥を防ぎます。乾燥によるまつげの抜けや折れを予防し、健康な状態を保つことができます。

乾燥したまつ毛は、エクステンションのグルーがうまく定着しにくい傾向があります。化粧水による保湿ケアは、グルーの定着を良くし、エクステンションの持ちを良くする効果も期待できます。

ただし、アルコールや油性の成分が入っている化粧水はまつげエクステンションのグルーを弱める可能性があるため、出来る限りシンプルな化粧水がおすすめです。

まつエクを付けていても使えるまつ毛化粧水

まつげエクステンションを付けている場合でも目元を保湿することを目的とした化粧水は使用することができます。エクステンションのグルーは油分に弱いため、アルコールや油性の成分が入っていない化粧水を選びましょう。

また、使用する化粧水は香料、着色料やアルコールなどの刺激成分が含まれていないものを選ぶことも重要です。敏感な目元に刺激を与えると、かゆみや赤みなどのトラブルを引き起こす可能性があるからです。

ただし、まつげエクステンションのアフターケアについては、施術したサロンの指示に従うことが最も安全ですので、化粧水の使用についてはサロンに確認することをおすすめします。

普段のまつ毛ケアにおすすめ!24アイミストって?

普段のまつ毛ケアにおすすめ!24アイミストって?

「24アイミスト」はまつ毛専用に作られた化粧水です。

涙と同じミネラルバランスの海洋深層水と不純物が一切ない超純水をブレンドした100%無添加の弱酸性化粧水です。まつ毛パーマ後や、マツエクの装着時でも使用できるまつ毛専用の化粧水で、眉毛や目元周りにも安心して使用出来ます。

この記事を書いた人

中村仁美(なかむら ひとみ)

毛髪診断士、株式会社フォレスト・ラボ 代表

中村仁美(なかむら ひとみ)

幼少期よりアトピー性皮膚炎に悩まされ、敏感肌でも安心して使える「水」と「天然成分」にこだわったスキンケアやヘアケア・ペット用品などを開発・製造している。
大学教授などと天然由来の新素材を使った製品を共同開発し、様々な製品を手掛ける。

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