まつ毛エクステでまつ毛が抜ける原因と正しいまつ毛ケアについて

まつ毛エクステは美しい目元を手軽に作り出せる便利なアイテムですが、その一方でまつ毛が抜ける・なくなるというリスクもあります。

ここでは、まつ毛エクステでまつ毛が抜けたり少なくなったりする原因や、正しいまつ毛ケアなどについてご説明します。

まつ毛エクステでまつ毛が抜ける・なくなる原因とは

まつ毛エクステでまつ毛が抜ける・なくなる原因として「施術技術の不足」があります。まつ毛エクステの施術は専門的な技術を必要とするため、経験の浅いアイリストが施術すると、まつ毛に負担をかけてしまうことがあります。また、適切ではない長さのエクステによりまつ毛に負担が掛かってしまったり、「適切なケアがされていない」等が挙げられます。まつ毛エクステを付けたままでビューラーを使ったり、無理にエクステをオフする事でもまつ毛に負担が掛かり、抜けたりなくなったりする原因に繋がります。

但し、正しいケアと適切な施術であれば基本的にまつ毛エクステによりまつ毛が抜けたりなくなる事はありません。

まつ毛エクステの仕組み

まつ毛エクステは、自分のまつ毛に人工のまつ毛を1本ずつ取り付ける方法です。サロンでの施術が一般的ですが、自宅でのセルフエクステも可能です。

施術の流れは、まずまつ毛に必要な本数を決め、その本数分のエクステを選びます。その後、まつ毛にグルーと呼ばれる接着剤をつけ、エクステを装着します。この作業をまつ毛一本ずつ行い、自然な仕上がりを目指します。

まつ毛エクステがまつ毛に与えるダメージ

まつ毛エクステをつけると、まつ毛が長くて美しく見えるため、メイクの時短や目元の印象アップに一役買います。但し、まつ毛エクステにはダメージを与える可能性があり、適切なケアが必要です。

まつ毛エクステは自分のまつ毛に負担をかけます。エクステによってはまつ毛を引っ張り上げたり、重たくしたりすることで自然なまつ毛にダメージを与えることがあります。また、まつ毛エクステを取り外す時にまつ毛が抜け落ちることもあります。

まつ毛エクステでまつ毛が抜けないようにするには？

正しい施術技術と適切な接着剤を使用し、熟練した技術を持つプロに行ってもらう事が重要です。施術者がまつ毛に余計な負担をかけず、適切な長さや重さのエクステを選ぶ事と、安全で品質の良い接着剤を使用する事も重要です。

まつ毛エクステをした後は、まつ毛に過度な刺激を与えないように注意しましょう。

まつ毛を強くこする、引っ張る、摩擦を起こす等の行為は避けて下さい。また、アイメイクやアイメイクリムーバーの使用もまつ毛に負担をかける原因になりますので、優しく扱う事が大切です。

まつ毛に優しいまつ毛エクステサロンを選ぶ

サロンのスタッフが経験豊富で技術的に優れているサロンを選びましょう。

また、衛生管理に配慮しているかどうかを確認し、清潔な環境で施術が行われているか？まつ毛エクステに使う用具や施術台が適切に消毒されているか？などをチェックしましょう。

そして、サロンが施術前にしっかりとカウンセリングを行ってくれるかどうか？も重要です。まつ毛の状態や希望する仕上がりについて詳細に話し合い、自分の要望に合った施術が受けられるか確認しましょう。

まつ毛エクステ後のケア

まつ毛エクステを施した直後は、接着剤がしっかりと固まるまでまつ毛に触れないようにしましょう。接着剤が乾くまでの２４時間は特に注意が必要です。

そして、まつ毛エクステに優しい洗顔料を使用し、顔を洗う際にまつ毛に直接こすりつけないように注意しましょう。また、まつ毛エクステは接着剤によってまつ毛に付けられていますので、油分は接着剤を弱める可能性があるので、油分を含むクレンジング剤やメイクリムーバー、アイクリームをまつ毛の根元に直接つけないようにしましょう。

まつ毛エクステを休止してまつ毛を休ませることも重要

まつ毛エクステはまつ毛に接着剤やエクステの重さによってまつ毛に負担をかける可能性がありますので、まつ毛エクステを休止する事でまつ毛に充分な休息を与え、健康な状態を回復させる事が出来ます。

また、まつ毛エクステを連続して使用し続けるとまつ毛エクステの持続性が低下する可能性があります。まつ毛エクステを一時的に休止する事でまつ毛の健康を取り戻し、再度エクステを施した際に長持ちさせる事が出来ます。

まつ毛を休ませることのメリット

まつ毛エクステを連続して使用するとまつ毛の成長サイクルが乱れる事がありますので、まつ毛を休ませる事で、まつ毛の自然な成長サイクル取り戻し、新しいまつ毛の成長を促進する事が出来ます。また、まつ毛エクステの際の接着剤や素材によってアレルギーや過敏反応が起こる場合がありますので、まつ毛を休ませる事で、まつ毛にかかる外部の刺激を軽減し、アレルギーや過敏反応をリスクを減らす事が出来ます。

おすすめの休止期間とケア方法

まつ毛エクステの休止期間は、個人のまつ毛の状態やまつ毛エクステの使用頻度によって異なりますので、一般的には２週間から８週間程度の休止期間が推奨されています。

具体的な休止期間の設定については、まつ毛エクステの施術を行っているサロンや施術者に相談し、個別のアドバイスを受ける事がおすすめです。

まつ毛の状態やまつ毛エクステの持続期間などを考慮して、最適な休息期間を提案してもらいましょう。

まつ毛エクステをしない方が良いケース

まつ毛エクステはまつ毛に負担をかける可能性があり、まつ毛の状態が弱いまたはダメージを受けている場合はまつ毛エクステを控え、まつ毛の健康を回復させるためにまつ毛を休ませてまつ毛ケアに集中する事も大切です。

また、アレルギーや過敏反応のリスクが高い場合も、自分自身の体質や過去の経験を考慮して、リスクを最小限に抑える事も重要なので、まつ毛エクステを控えるべきでしょう。

自まつ毛が傷んでいる、弱っている

自まつ毛が傷んでいるまたは弱っている場合にまつ毛エクステをする事でさらなるダメージを与える可能性があるため、まつ毛エクステを控える方が良いでしょう。

また、まつ毛が抜けやすい・短くなっている・まばらになっている・まつ毛の周辺に痒みや炎症があるなどの兆候がある場合も自まつ毛が弱っている可能性があるため、まつ毛エクステを控える方が良いでしょう。

自まつ毛が少ない

まつ毛エクステは自まつ毛にエクステンションを付けるために使用されますが、自まつ毛の数が少ない場合はまつ毛エクステを自然に仕上げる事が難しくなる可能性があります。

エクステンション同士がくっついてしまったり、自まつ毛とのバランスが悪くなったりする事があるため、結果として自然な仕上がりやボリューム感を得ることが難しくなります。

少ない自まつ毛にエクステンションで負担をかける事で、さらにまつ毛の本数が減ってしまうという可能性も考えられますので、まつ毛エクステの施術を行っているサロンや施術者に相談してしっかりとアドバイスを受けましょう。

まつ毛エクステをやめてまつ育をしたい！その方法について

まつ毛エクステの長期間使用はまつ毛の健康に悪影響を与える場合があります。

まつ毛を健康に保ちたい、または経済的な理由やメンテナンスにかかる時間と手間を省きたいなどのさまざまな理由で、まつ毛エクステをやめて自まつ毛を健康に美しくする「まつ育」の選択をされる方も多くいらっしゃいます。

自まつ毛が太くしっかりとして艶があれば、まつ毛エクステをしなくても充分な目ヂカラを得る事が出来ます。

また、まつ毛エクステを付けているときには使えなかったまつ毛美容液やマスカラなども自由に使えるようになり、まつ毛のカールやスタイリングを自在に行ったりする事が出来ます。

まつ毛エクステをやめてまつ毛を健康に育てる「まつ育」の方法は？

1、まつ毛美容液やまつ毛セラムの使用

まつ毛美容液やまつ毛セラムはまつ毛の成長を促進し、まつ毛を強化する効果があります。まつ毛の根元に塗布し、指示に従って正しく使用しましょう。成分によってはまつ毛の長さやボリュームを増やす効果も期待できます。

２、専用のローションなどでまつ毛と目元周りの保湿

まつ毛はとても乾燥しやすく、また目元周りも皮膚が薄いため乾燥しやすい部位です。

まつ毛と目元周りにしっかりと水分を補う事で、皮膚とまつ毛に潤いが生まれ、栄養成分が行き届きやすくなります。

３、栄養バランスの良い食事

まつ毛の健康には栄養が重要です。ビタミンやミネラル、タンパク質などを含むバランスの良い食事を摂ることで、まつ毛の成長を促進することができます。野菜、果物、魚、豆類などを積極的に取り入れましょう。

４、摩擦や引っ張りを避ける

まつ毛を優しく扱うことも重要です。まつ毛に強い摩擦や引っ張りを与えることは避けましょう。メイクの除去や洗顔の際には、まつ毛に優しい方法を選び、指の腹や専用のブラシを使って優しく洗いましょう。

５、マスカラの控えめな使用

マスカラはまつ毛をボリュームアップさせるために使用されますが、日常的に多くのマスカラを使用するとまつ毛に負担をかけることがあります。マスカラの使用量や品質に注意し、まつ毛にやさしいマスカラを選びましょう。また、就寝前にはしっかりとメイクを落としましょう。

６、適度なまつ毛のマッサージ

まつ毛のマッサージはまつ毛の成長を促進する効果があります。指の腹でまつ毛の根元を優しくマッサージすることで、血行を促進しまつ毛の成長をサポートします。毎日のスキンケアルーティンに取り入れると良いでしょう。

７、適度な休息と睡眠

まつ毛の成長には適度な休息と良質な睡眠が重要です。充分な睡眠時間を確保し、ストレスを軽減するためのリラックスした環境で眠るように心掛けましょう。