まつ毛元気ない
  • まつ毛の悩み
  • 2023.3.20

まつ毛に元気がないのはなぜ?原因と対策を解説!

歳とともにまつ毛が少なくなり、ビューラーでも上がりにくくなったと感じている方は多いのではないでしょうか。

まつ毛に元気がない原因はいくつかあります。ここでは、まつ毛に元気がない理由や、どうすればまつ毛が元気になるかを詳しく解説します。

まつ毛に元気がない。どんな状態?

まつ毛に元気が無い状態とは、まつ毛にコシが無く細く短くなり、抜け毛が増え、まつ毛が曲がっていたり、まつ毛の生える場所が炎症を起こしていたりする状態を指します。

また、まつ毛の保湿や栄養不足や過剰なメイク、ストレス、睡眠不足などが原因となって、まつ毛が元気を失う事があります。

まつ毛に元気がない状態だと、まつ毛自体が弱くなり、抜けやすくなってしまうため、適切な保湿や栄養補給が必要になります。

まつ毛が抜けている

まつ毛が抜けている

健康なまつ毛は通常1日に1~5本程抜ける程度であり、新しいまつ毛が生えてくる事でバランスが保たれます。まつ毛が抜けてしまう原因は様々なものがあります。例えば、ストレス、水分や栄養不足、クレンジングやエクステ、過剰なメイクなど、摩擦や刺激、また炎症による抜け毛も原因となります。

また、「歳をとるとまつ毛がなくなる」とよく耳にします。年齢を重ねるとまつ毛が細くsなったり、短くなったりすることがありますが、必ずしもまつ毛がなくなる訳ではありません。年齢と共にまつ毛が細く短くなるのはまつ毛の生え変わりの周期が徐々に遅くなるためです。そのため、新しいまつ毛が生えて来るまでの間に既存のまつ毛が抜けてしまい、まつ毛の本数が減ってしまうためです。

また、年齢と共にまつ毛の質も変化していくことがあります。まつ毛の水分不足により乾燥してきたり、紫外線やストレス、刺激などによりダメージを受けたりするとまつ毛が抜けやすくなる事があります。更に加齢によってまつ毛の色素が失われ、まつ毛が薄く見える事もあります。

まつ毛にコシがない

まつ毛にコシがない

まつ毛にコシがない状態とは、まつ毛が細く弾力がない状態を指します。

コシがないまつ毛は、まつ毛がまとまらずカールが持続しなかったりします。

まつ毛にコシを取り戻すためには、まつ毛にしっかり水分と栄養を与え、健康的な食生活と生活習慣が必要です。

まつ毛が上がらない

まつ毛が上がらない

まつ毛にコシがなくなると、まつ毛が上がりにくくなります。

加齢と共にまつ毛に元気がなくなる場合があり、40代のまつ毛が上がらない原因の多くは加齢によりまつ毛を支える毛包の筋肉や皮膚が弱くなってしまい、まつ毛が下がりやすくなります。またホルモンバランスの変化により、まつ毛の成長サイクルが乱れたり、細くなったりすることがあります。

50代のまつ毛が上がらない原因の多くも加齢による目の周りの筋肉と皮膚の衰えや女性ホルモンの減少により、まつ毛の成長サイクルが乱れるなどの原因が挙げられます。

まつ毛が勝手に伸びた?その原因とは

まつ毛が勝手に伸びるということはありません。まつ毛の成長には遺伝的要素や生活習慣、食生活、睡眠などが関係しており、それらの要因がまつ毛の成長を促進することがありますが、勝手に伸びるということはありません。

泣くとまつ毛が伸びるって本当?

まつ毛の成長には遺伝的要素や生活習慣、食生活、睡眠などが関係しており、「泣くとまつ毛が伸びる」という科学的根拠はありません。

ただし、涙にはナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが含まれているため、涙がまつ毛に付くことで自然と保湿やミネラルを補給させているのかも知れません。

目薬を差しているとまつ毛が伸びた?

一般的に、目薬によってまつ毛が伸びることはありません。目薬には眼科的な問題を治療するための成分が含まれていますが、それらの成分がまつ毛を伸ばすような効果はありません。但し、緑内障や眼圧が高い人に使用されている点眼薬のルミガンの副作用によってまつ毛が伸びることや、まつ毛貧毛症の治療薬の点眼薬などは例外です。

まつ毛を切ると伸びる?

「まつ毛を切ると伸びる」という事はありません。

まつ毛を切る事により、まつ毛の太い部分の断面の表面積が大きくなったことで、まつ毛が伸びた気がする、または太くなったように見える事はありますが、まつ毛を切る事で伸びることはありません。

まつ毛を元気にするにはどうすれば良い?

まつ毛を元気にするためには、正しいケアと基礎正しい生活、まつ毛にしっかりと栄養を補給することが重要です。

ストレスや睡眠不足、過剰な飲酒や喫煙などはまつ毛にとっても良くありません。健康的なライフスタイルを送ることで、まつ毛も健康で丈夫に保つことが出来ます。

また、健康な食生活を送る事もまつ毛にとっては重要で、まつ毛の成長を促進するためにはビタミン、ミネラル、亜鉛、鉄などの栄養素が必要です。

まつ毛は、ビューラーやクレンジングによる摩擦、マスカラやアイメイクによる刺激や外部からの刺激などで、いつも負担がかかっています。また思っている以上に乾燥しています。

まつ毛にもしっかり水分補給が必要です。

まつ毛が保湿出来るような水分ケアと適度の油分もまつ毛を元気に保つためにも必要です。

まつ毛がビューラーで上がるようにしたい

まつ毛がビューラーで上がるようにしたい

1.目の形に合ったビューラーを選ぶ

まつ毛に密着するような曲線のビューラーを選びます。また、ビューラーがまつ毛に当  たる部分に柔らかいシリコンパッドが付いていると、まつ毛が傷んだり切れたりするの  を防ぐことが出来ます。

2.ビューラーを予熱する

ビューラーを使う前に体温に近い温度になるまで温めることで、まつ毛をより持ち上げ  やすくなります。

3.ビューラーの温度が下がるまでまつ毛を挟んでおく

まつ毛をカールした場合、温度が下がることでカールがキープされます。

すぐに離さないで温度が下がるまで少し待ちましょう。

※注意点としてはビューラーを使いすぎるとまつ毛が傷んだり、根元が折れたりする可能性 があるため、1日に1回程度でとどめる事が大切です。

また、ビューラーを使う前にまつ毛が乾燥している場合はまつ毛化粧水などを使ってしっ かり保湿することも重要です。

まつ毛を濃くしたい

まつ毛を濃くしたい

1.栄養バランスの良い食事を心掛ける:

まつ毛はたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が必要です。肉、魚、卵、豆   類、果物、野菜、海藻などの栄養素の豊富な食品をバランス良く摂取することが大切で  す。

2.まつ毛に水分と栄養を与える:

まつ毛を健康的にしっかりさせるには水分と栄養が必要です。

まつ毛専用の化粧水やまつ毛美容液などを使うことでまつ毛を健康に保つことが出来ま  す。

3.オイルマッサージをする:

オリーブオイルやアーモンドオイルなどの天然オイルをまつ毛に塗り、優しくマッサー  ジすることでまつ毛の健康を保つ事が出来ます。オイルに含まれる栄養がまつ毛に浸透  し、まつ毛をしっかりさせます。

まつ毛を伸ばしたい

まつ毛を伸ばしたい

1.健康的なライフスタイルを送る:

ストレスや睡眠不足、過剰な飲酒や喫煙などはまつ毛の成長を妨げる要因となります。

健康的なライフスタイルを送ることで、まつ毛の成長を促すことが出来ます。

2.ビタミンやミネラルを摂取する:

まつ毛を伸ばすためにはビタミンB群やビタミンH、亜鉛、鉄などの栄養素が必要で   す。食事からこれらの栄養素を摂取することで、まつ毛の成長を促すことが出来ます。

3.まつ毛化粧水やまつ毛美容液などを使う:

まつ毛には水分や栄養は必要です。まつ毛専用の化粧水や美容液などを使うことで、ま  つ毛に必要な水分と栄養が補えます。これらを定期的に使うことで、まつ毛を健康的に  保ち、伸ばすことが出来ます。

まつ毛を元気にするには保湿が重要!まつ毛化粧水とは?

まつ毛を元気にするには保湿が重要!
まつ毛化粧水とは?

健康なまつ毛を育むためには栄養素以外に水分量も大きく影響します。

まつ毛には約12%の水分が含まれており、様々なダメージや摩擦などによりまつ毛の水分が流出し乾燥すると、まつ毛にとって損傷の原因になります。

まつ毛が乾燥することで、より水分が抜けやすくなり、まつ毛が細い、短い、抜けやすいなどのトラブルが起こります。

まつ毛はビューラーやマスカラ、クレンジングなどの摩擦や紫外線などでダメージを受けがちです。しっかり保湿することで、まつ毛に水分が行き届き、まつ毛がふっくらと太くなり健康な艶とコシが生まれます。

まつ毛専用の化粧水には、まつ毛に必要な水分と栄養素が含まれています。

定期的に使うことで、まつ毛を健康に育むことが出来ます。

この記事を書いた人

中村仁美(なかむら ひとみ)

毛髪診断士、株式会社フォレスト・ラボ 代表

中村仁美(なかむら ひとみ)

幼少期よりアトピー性皮膚炎に悩まされ、敏感肌でも安心して使える「水」と「天然成分」にこだわったスキンケアやヘアケア・ペット用品などを開発・製造している。
大学教授などと天然由来の新素材を使った製品を共同開発し、様々な製品を手掛ける。

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